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ドストエフスキーの人間力 (新潮文庫) [読書日記]

発行 2008-05-28
新潮社
齋藤 孝
レビュー(感想)
またまた出ました、書かずにはおられない本が・・・
これはある意味、読み人を制限する"R"指定本かと。
「残念ながら、都営新宿線系で数冊の自己啓発本を読んで
人生が変わった」
ぐらいじゃ歯が立たない という意味で・・・。

ドストエフスキーの作品にでてくる登場人物のきらめき、
ぶつかり合いを「祝祭」(にゃんこ的にはカーニバルとか
謝肉祭のイメージ)として、平坦なコトバだと”分析”なんだけど、
孝せんせい的思い入れフルスロットルな”味わい方”が
花火のように打ち上げられます。

とりあげられているのは、
「罪と罰」「白痴」 から
「カラマーゾフの兄弟」
そして、ドストエフスキー本人!!
 にゃんこ的には p111~114の
「ナスターシャ 対 アグラーヤ」戦が
もう何回読み返してもいいくらいイイです。
なんというか、谷間でアレを揺さぶって欲しいくらいですっ!!

(Vol.435 2009年10月17日 00:32)
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