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青空のルーレット [読書日記]

発行 2001-05
筑摩書房
辻内 智貴
レビュー(感想)
単行本には表題作と「多輝子さん」(太宰治賞)の2本立て。
どっちも、後味さわやかなフレッシュハーブティーの装いです。

ルーレットは、すがすがしいし、
多輝子ちゃんは、なるほどー、これが太宰かぁ です。

2つ読めるってオトク。

ちなみに、ルーレットはビルの窓拭き職人さんの日常の高低を、
多輝子ちゃんは、大人とコドモ、そして歌(つながり)です。

どちらもキラめいているので、ページをめくるのがどんどん早くなる。

「おいでこの心に
泣いているなら
おいでこの心に
あても無いなら」
すばらしー。

(Vol.559 2009年12月30日 22:17)
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